尾崎喜八詩文集 総目次
               


 

  創文社「尾崎喜八詩文集(全10巻)」の目次一覧です。

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 尾崎喜八詩文集1 空と樹木 (詩集)  昭和34(1959).3.15刊

 

空と樹木 (大正十一年) 四四篇

海へ/健康の朝/カルナヷル・ロマン/カテージ・メイド/野薊の娘/スコットランドの娘/田舎娘/暁を呼ぶ声/テニスの試合/夜の樹々と星と私と/悦び/散歩/嵐の翌朝/冬空を讃う/雨後の往来/スイート・ピー/芝生/朝/ボン・ボック/田舎の夕暮/蝉/胸の松明/小景/窓から/雨/友だちが帰ったあと/雲と落日/四十雀/薮鶯/生活/新しい季節/帰り道/冬の田舎/欅に寄す/或る宵/井戸端/雪/台所/東京へ/雪どけの日から/小さい墓地/収穫/幸いの日/雲雀

 

高層雲の下 (大正十三年) 四二篇

新らしい風/高層雲の下/野の搾乳場/河口の船着/最後の雪に/野の小川/私の聖日曜日/音楽/夕ばえにむかって/明るい窓/ヴェルアーランを憶う/若い主婦/昆陽先生の墓にて/古いこしかた/草上の郵便/村の盂蘭盆/我が家の台所/裏道/日没の時/静かな夏/土用の入/水際/晩夏/秋風/女等/母/九月の樫/海/秋の朝/古典の空/樹木讃歌/朝狩にて/花崗岩/健康/もず/蹄鉄打ち/落葉/冬の木立/眠られぬ夜のために/日の暮/蛇窪に別れる/自我の讃美

 

曠野の火 (昭和二年) 三六篇

小作人の墓銘/曳船の舵手/老教授/ひとり者の最後の春/靄/大根/冬の林/私の古い長靴/春を待つ間/久濶/天然の一日/麦/初夏の小屋/平戸島への消息/西瓜/老いたる樫/小鳥/積乱雲/秋の歌/隼/かがやく稲田/夜あけの嵐/兜虫/甲州街道の牛/冬の蠅/朝の甲州街道/土と落葉と水溜まり/冬/私のかわゆい白頭巾/夕暮の歌/菫/精神的寂静/クリスマス/青い鳥/故郷にて

 


後記

 

 

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 尾崎喜八詩文集2 旅と滞在  (詩集)  昭和34(1959).5.30刊

 

行人の歌 (大正十四−昭和十五年) 五九篇

曇り日の村/朝寒/夜をこめて/早春/バッハの夕空/十一月/希望/エネルギー/霊感/挽歌/或る朝のおもい/
慰め/熱狂/草に/夜の道/東京の秋/追憶/私の詩/夜/エレオノーレ/母性/日本の眼/暗い源泉から生れて/
朝の書斎へ/私は愛する/今日という日は/今朝もまた/寄託/猟銃家に与う/中野秀人の首/雪どけ道/精神/
この眼は何を/喪の春/夕陽哀歌/朽ちる我が家/郷愁/昔と今/旅のめざめ/道づれ/都会にて/秋/限界/
思い出の歌/旅/シュナイダ−/シュプ−ル/新年言志/早春の歌/樅の樹の歌/言葉/女の小夜楽/日の哀歌/
野良の初冬/清福/訪問/五歳の言葉/カマラ−ド/新戦場

 

旅と滞在 (昭和八年−十三年) 三八篇

友/友/三国峠/一年後/神津牧場/前橋市遠望/猪茸/夕べの泉/若い白樺/アルペンフロラ/西北風/積雲の歌/
夏野/秋/初冬に/覚めている貧/セガンティ−ニ/雲/下山/大いなる夏/八ヶ岳横岳/輪鋒菊/星空の下を/
朝の速記/山村にて/山麓の町/日川/甲斐の秋の夜/山中地溝帯で/金峯山の思い出/志賀高原/秩父の早春/
飯綱高原/和田峠東餠屋風景/天井沢/信州追分/雪消の頃/高原の晩夏に寄せる歌

 

高原詩抄 (昭和十七年) 二三篇

早春の山にて/春浅き/かたくりの花/軍道/松本の春の朝/山小屋の朝/高原(その一/その二/その三/その四/
その五)/お花畠/槍沢の朝/帰来/牧場/野辺山ノ原/美ガ原溶岩台地/秋の流域/御所平/凍死/夏山思慕/
山を描く木暮先制/噴水

 

此の糧(抄) (昭和十七年) 二〇篇

此の糧/若い下婢/連峯雲/大詔奉戴/少年航空兵/庭訓/峠路/登山服/特別攻撃隊/三粒の卵/窓前臨書/
新緑の表参道/工場の娘等/父の名/若き応召者に/つわものの母の夢の歌/つわものの父の歌/その手/
歌わぬピッケル/少国民の秋

 

同胞と共にあり(抄) (昭和十八年) 二〇篇

同胞と共にあり/石見の国の日本の母/大阪/忙中間/志を言う/隣組菜園/雪の峠路/アリューシャン/明星と花/
軍艦那智/春の谷間/第二次特別攻撃隊/静かなる朝の歌/北門の春/勤労作業にて/消息/学徒出陣/工場の山男/
弟橘媛/白鳥の陵にて

 


後記

 

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 尾崎喜八詩文集3 花咲ける孤獨  (詩集)  昭和34(1959).10.15刊

 

花咲ける孤独 (昭和三十年) 七三篇

告白/冬野/詩心/本国/新らしい絃/存在/落葉/夕日の歌/土地/秋の日/首(造型篇の一)/
トルソ(造型篇の二)/短日/朝のひかり/十一月/雨氷の朝/春の牧場/夏の小鳥が……/薄雪の後/
旗/冬のはじめ/本村/夏野の花/或る晴れた秋の朝の歌/雪に立つ/足あと/雪の夕暮/春の彼岸/
早春の道/復活祭/杖突峠/夏雲/山頂/秋の漁歌/農場の夫人/冬のこころ/地衣と星/雪山の朝/
安曇野/葡萄園にて/八月の花畠/晩秋/炎天/盛夏の午後/路傍/幼女/老農/フモレスケ/
或る訳業を終えて/展望/かけす/詩人と農夫/林間/初蝶/葡萄の国/単独行/木苺の原/日没時の蝶/
音楽的な夜/黒つぐみ/郷愁/雪/人のいない牧歌/巻積雲/故地の花/言葉/林檎の里/夏の最後の薔薇/
Pastral scolastique/晩秋の庭で/反響/夕日の中の樹/詩術

 

『歳月の歌』 (昭和三十三年)から 二四篇

蛇/遠い分身/雪の星月夜/山頂の心/岩雲雀/風景/台風季の或る日から/秋の林から/山頂の蝶/山荘をとざす/
目木/女と葡萄園/峠/桃林にて(I)/桃林にてII)/桃林にて(III)/渓谷(I)/渓谷I(II)/渓谷(III)/
木曾の歌(奈良井)/木曾の歌(鳥井峠)/木曾の歌(開田高原)/木曾の歌(寝覚)/我等の民話

 

その後の詩帖から 二一篇

久方の山/立春/眼前の蜜蜂に/花壇にて/二十五年/充実した秋/十一月/生けるがごとき君への歌/四月の詩/
元旦の笛/春の前夜/眠られぬ夜に/春愁/受難の金曜日/関心/車窓/玉のような時間/転調/朝のひととき/
雲の走る夜/夏への準備

 

後記

 

略年譜

 

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 尾崎喜八詩文集4 山の絵本  (散文集)  昭和34(1959).5.6刊

 

絵のように

たてしなの歌/念場ガ原・野辺山ノ原 /花崗岩の国のイマージュ/神津牧場の組曲/御所平と信州峠 /大蔵高丸・大谷ガ丸/蘆川の谷/新年の御岳・大岳/高原にて/一日秋川にてわが見たるもの

 

画因と素描

山への断片/木暮先生/子供と山と/「山日記」から/美しき五月の月に/山と音楽/高山植物雑感/追分の草/胴乱下げて/ハイキング私見/「山に憩う」友に/秩父の王子/松井幹雄君の思い出/秩父の牽く力/春の丘陵/一日の王

 

附録 山と芸術

山と芸術/或る単独登山者の告白

 

後記

 

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 尾崎喜八詩文集5 雲と草原  (散文集)  昭和34(1959).1.30刊

 

雲と草原

美ガ原/秋山川上流の冬の旅/戸隠と妙高/須走/灰のクリスマス/神流川紀行/一日/羽族の思い出 /鴉とつばな/初心時代/蝶の標本とヘルマン・ヘッセ/雲を見る/初めに驚きありき/ノルウェイ・バンド/こころ/橡の実/信濃乙女/べにばないちご/遠い国での話/或る朝のおもい/雲の中で刈った草/春/少女の日

 

詩人の風土

泉/かんたん/信州峠/荒寥への思慕/早春の雨の夜/春の帰途/高原の朝/夏が又来た/単独登山/旅への祈り/大菩薩峠で /三城牧場/通過列車/小手指ガ原

 

麦刈の月

井荻日記/冬の途上/水車小屋へ/麦刈の月/二つの歌(秋の歌/冬の歌)/蝶の渡海/一日の春/多摩河原/大平原

 

後記

 

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 尾崎喜八詩文集6 美しき視野  (散文集)  昭和34(1959).8.30刊

 

高原暦日 (一九四六年〜一九四七年)

到着/恢復期/野薔薇/森のオルフォイス/真夏の散歩/晩夏/音楽会/野鳥と風景/冬空の下

 

美しき視野 (一九四六年〜一九四七年)

九月の断章(高原初秋/風の音/ホオジロの歌/菌類一種/エゾゼミ/ちいさい物/ウーロン茶)/雲に寄せることづて/雲二題(或る夕べの雲/或る朝の雲)/入笠山にて/採集行/別れの曲と到着の歌 /湖畔の町の半日/ホトトギス/童話/秋の林にて/背負子(マーテルリンクの朝/春はふたたび/ベアルンの歌/背負子/山村俯瞰)/友情/森の子供たち

 

碧い遠方 (一九四七年〜一九五〇年)

店頭の青げら/泉/初秋の数日/石の花びら/木苺の日/紫つめくさ/草に寝て/一日の終わりに/乾草刈の頃/豆畠にて/落葉掻きの時/蹄鉄工/二月の春/春の雲/寂しさと桜草と/朴の杖/小さい旅人/盛夏白昼/冠着/初秋の湖/老の山歌/西穂高/入笠山/草山のはて/入笠小屋/或る遭遇/秋の隣人/初冬の客/柿/初心者/輝石/虹/秋の丘で/湖畔の星/黄びたきの災難/雛鳥記/黄昏の飛行家/ハドスン的な冬の一日

 

後記

 

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 尾崎喜八詩文集7 夕映えに立ちて  (散文集)  昭和33(1958).12.15刊

 

夕映えに立ちて

詩人/雙眼鏡/クリスマスへの道/笛/或る回想/祖父の日/夏と冬の素描(胡桃の木の下で/焚火/氷の下の歌)/復活祭
帰京/静かな時間の三部作(秋とルオー/夕日とデュパルク/オルゴールとジューヴ)/季節の短章(八ガ岳を想う/初冬の心 /鳥を見る二人の男/しぐれ/冬の庭/自然の中の春の歌/春の告知/五月のたより/晩夏/私の庭)/末消ゆるこころの波 /よみがえった句/霧ガ峯紀行/木曾の旅から/秋の日記/晩秋/高原の冬の思い出/折れた白樺/上高地紀行/同行三人(国立自然教育園/武蔵野晩秋/皇居に残る「江戸」/放送歳時記(郭公/焚火と霜/春の田園詩)/リルケについて(訳詩の思い出/その詩の一面)/ヘルマン・ヘッセと自然

 

後記

 

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 尾崎喜八詩文集8 いたるところの歌  (散文集)  昭和37(1962).7.25

 

いたるところの歌

序詩/野外と屋内(家と環境/晩春の或る午後/孫/小さい旅/詩の鑑賞/夏から秋への一日/故園の歌/木曾の旅/旅の小烏と庭のツグミ/冬晴れ/早春/日記から(一)/マドレーヌ・ロランのこと/私の愛鳥週間/日記から(二)/旅のたより)/牧場の変奏曲/鳥居峠/梓山紀行/山口耀久/山の詩と山の詩人/山小屋への想い/詩と音楽/生きているレコード/エステルとアンリエット/ロマン・ロランと自然/秋を生きて/過ぎゆく時間の中で/旅で知る妻/小さい傑作への讃歌/友への手紙/砂丘にて/春浅き海と山/自然と共にある故に/『わが愛する山々』/『人類の星の時間』/タゴールについて求められて/処女詩集の思い出/或る小さい体験/結びの詩

 

後記

 

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 尾崎喜八詩文集9 晩き木の実  (散文集)  昭和47(1972).6.20刊

 

一年の輝き (一九六二年)

1芝生の中の宝石/2イソギクの小曲/3水辺の一場景/4枯葉の歌/5真冬のヒバリ/6ふるさとの水の上に /7波のように/8皿の上の早春/9受胎告知/10町をゆく牧歌/11ヴェロニカ・ペルシカ/12まがきのほとり/13王朝風な時間/14別れの笛/15山荘の森の灯/16美の哀愁/17世代の移り/18初夏を彩る/19初夏の歌/20或るメーデー歌/21警告/22自然詩人の花/23セレナード/24高原の炎/25庭の裁断師/26水上の夏の歌/27まろく、重たく/28渓流の美魚/29シャロンの野花/30霧のコルリ/31夏の焦燥/32路傍のムクゲ/33空の黒片/34水を運ぶ母/35晩夏の詩の花/36初秋の輪唱/37たそがれの夢の花/38貝しらべ/39誠実な訪問者/40秋光燦々/41寒気に追われて/42充実と落下/43合戦尾根にて/44信濃路の秋/45百合の木の歌/46美しい吸血鬼/47カラマツ荘厳/48賢者の石/49野性を恋う/50徴生物に思う/51冬にも緑/52年輪の含蓄

 

生活の中の音楽

バッハヘの思い/ベートーヴェンと自然/冬の日記から/私と笛/ドビュッシーのバガテル

 

書窓雑録

カロッサヘの感謝/詩と言葉/蔵書と読書/秋の日記から/野外手帖から/デュアメルのかたみ/デュアメル追悼/カロッサの教訓/若き日の友の姿/交友抄

 

自然と共に

自然と共に (1五月の峠 /2富士見紀行/3奥日光の一日/4西伊豆の海と丘/5武蔵野の早春賦/6那須高原と久慈渓谷/7春を待つ山 )/甲斐路の春/浅間山麓の一日/美ヶ原の秋/武蔵野の鳥/知多半島の一角

 

高村光太郎

大いなる損失/あの手のイメージ/ふたたびの春/高村さんとの旅/初めて見たアトリエ/晩秋の午後の夢想/片思いの頃/智恵子さんの思い出(一)/智恵子さんの思い出(二)

 

鎌倉にて

その土地への愛の序曲/折り折りの記(初秋/友人/病院にて/心平さんの鎌倉来訪/海岸で/道/憩いの店)

 

後記

 

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 尾崎喜八詩文集10 冬の雅歌  (詩・散文集)  昭和50(1975).3.10刊 《没後》

 

詩集『田舎のモーツァルト』 (昭和四十一年) 三八篇

冬の雅歌/不在/妻に/ハインリッヒ・シュッツ/秋/霧と風の高原で/岩を研ぐ/春の葡萄山/モーツァルトの午後/出合い/歳月/田舎のモーツァルト/ひとりの山/七月の地誌/回顧/車窓のフーガ/高処の春/あかがり/復活祭の高原/山中取材/野の仏/蟬/或る石に刻むとて/湖畔の朝/鴨/和田峠/馬籠峠/上越線にて/受胎告知/春興/桃咲く春/高地牧場/故園の歌/十年後/朝の門前で/草津白根/予感/飼育場風景

 

詩集『その空の下で』 (昭和四十五年)から  十八篇

されど同じ安息日の夕暮れに/音楽会で/シューマンと草取り/一つのイメージ/ほほえましいたより/復活祭/晩年のべルリオーズ/森林限界/詩人と笛/夏行/鎌倉初秋/古い山の地図を前にして/続けかしの歌/二つの現実/エリュアール/その空の下で/黄道光/沈みゆく星に寄せて

 

散文 山は離れど

山は離れど/おおるり・こるり/小梨の花咲く上高地/秋の山にて/憧れのオーヴェルニュ/ヤドカリ/昔の仲間/夏の花/『緑の斜面』に寄せて/きれぎれの思い出/写真機と奥武蔵/三ツ葉ツツジ/自然・音楽・祈り/中世の秋とルネサンスの春/わが生の伴侶―歌/その時々のバッハ/バッハのオルガン音楽/バッハ音楽への感謝/私とベートーヴェン/クープランとラモー/私のベルリオーズ/カロッサ/ヘッセ/ジャム/思い出/私の語学独学自習/野のキリスト者/朝の山と夕べの渚

 

拾遺詩篇 一九篇

寒夜に思う/番所の原/山の湖/雉/秋/無名の冬/ひそかな春/大日小屋(金峰山)/行者小屋(八ガ岳)/七丈ノ小屋(東駒ガ岳)/将棋頭ノ小屋(木曽駒ガ岳)/今日/紐/演奏会から帰って/音楽に寄せて/詩を書く/オルガンのしらべ/浜辺/朝のコーヒーを前に

  後記(串田孫一)
 

著作年表(伊藤海彦)

 

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