尾崎喜八による校歌作詞
   (堀 隆雄さんの資料を元に再編したもの)


 

 詩人尾崎喜八は40校の校歌を作詞しました。その殆どは長野県の小中学校です。この資料
 は富士見町「尾崎会」故 名取正義さんの1990年8月16日の調査(注1)をもとに、
 1999年2月21日に長野県富士見町で開催された記念フォーラム「詩人尾崎喜八と校歌」
 で配布された資料で補ったものです。(記:堀 隆雄)

   
   注1:この調査は、尾崎喜八資料第7号に「尾崎喜八先生と校歌/名取正義」pp.6-12と
 して掲載されています。ここで別刷として論文のpdfファイルをご覧いただけます。
   
 

 付記:堀隆雄さんの資料を元に、いまも存続している学校のホームページに校歌が記載さ
    れている場合には漢字や送り仮名、制定日など学校ホームページに従いました。
    (サイト管理人)

  

  01 京華学園 02 旧 立教大学(準校歌) 03 北海道江別高等学校  
  04 旧 岡谷市立岡谷南部中学校 05 福島県立磐城農業高等学校 06 旧 東京都立城北高等学校  
  07 信州大学教育学部附属
松本中学校
08 旧 文京区立第二中学校 09 長野県立岡谷南高等学校  
  10 茅野市立豊平小学校 11 長野市立浅川小学校 12 山梨県立甲府西高等学校  
  13 長野県豊科高等学校 14 旧 長野県大町北高等学校 15 松本市立源池小学校  
  16 旧 高田市立大町中学校 17 南相木村立南相木小学校 18 旧 長野県木曽東高等学校  
  19 青梅市立第三中学校 20 長野県富士見高等学校 21 木曽町立日義小学校  
  22 木曽町立日義中学校 23 旧 信濃町立柏原小学校 24 長野町立松代中学校  
  25 旧 富士見町立富士見高原中学校 26 入間市立宮寺小学校 27 入間市立藤沢中学校  
 

28 旧 松本市入山辺小学校

29 茅野市立永明中学校 30 旧 新潟県立新潟東工業高等学校  
  31 旧 伊那市立美和小学校 32 岡谷市立岡谷南部中学校 33 長野県岩村田高等学校  
  34 上田市立塩田中学校 35 千曲市立更埴西中学校 36 長野工業高等専門学校  
  37 旧 信州新町立牧郷小学校

38 松本市立安曇小・中学校

39 松本市・山形村・旭村中学校組合立鉢盛中学校  
  40 富士見町立富士見小学校      

 

 京華学園 学園歌

  (東京都文京区、昭和06年7月27日制定、作曲:小松平五郎)
  (尾崎喜八は京華商業出身)

 一  きさらぎ朝靄昏きを裂いて
    的皪光る梅のこころ
    あめつち緑の春さきがけ
    北庭に咲く花見ずや京華
    われら京華、京華、京華

 二  英才つどひて学林さかえ
    偉材は出でて世にぞ競ふ
    時代の先駆を遠く行きつつ
    いにしへに汲むものこれぞ京華
    われら京華、京華、京華

 三  東の洋より燃ゆるは未来
    西欧老いぬ今ぞたたむ
    科学と徳とを合せ奏でて
    東方にのぼる声これぞ京華
    われら京華、京華、京華

 四  世界の混沌厚きをやぶり
    まつたき朝のやがて成らむ
    あめつち栄ゆる春にさきがけ
    黎明に照る花見よや京華
    われら京華、京華、京華

 

 ※ 京華学園歌 http://www.keika.ac.jp/introduction/song.php

 

 

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 旧 立教大学

  (戦時中の準校歌。現在は歌われていない。)
  (東京都文京区、昭和17年12月10日制定、作曲:小松平五郎)

 一  輦轂れんこくの下学園の     (輦轂:天子の乗り物)
    礎かたく据ゑてより
    栄行く御代の春秋を
    花咲き実る幾年ぞ
    あゝ立教、母校、母校
    俊秀偉材雲と行く

 二  伝統ながく揺がねど
    青春年に新なり
    師父同窓と学研に
    練武に励む楽しさよ
    あゝ立教、母校、母校
    永久の母校、誉れの母校、
    汝が名を誰か忘るべき

 三  大業進む大東亜
    学徒の任ぞいや重く
    烈々燃ゆる忠君の
    至誠にいかで生きざらん
    あゝ立教、母校、母校
    永久の母校、誉れの母校、
    栄は御代と共にあれ 

 

 ※ 大学ホームページにこの歌の記載はありません。
   立教大学 https://www.rikkyo.ac.jp

 

  

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 北海道江別高等学校

  (北海道江別市、昭和24年2月制定、作曲:平井康三郎)

 一  石狩の 豊ゆたの広野ひろのに明けわたる
    朝の光を心とも男子おのこ乙女おとめが晴れやかに
    睦むつび励はげまし競きそいつつ
    まなぶ園生そのおの楽しさよ

 二  江別野えべつのの 野面のもせく風かぜたからかに
    うたう自由じゆうを生命いのちとも
    護まもる我われらがおのがじし
    長けて具そなわる個性さがのまま
    はげむ此の日を讃たたえばや

 三  北国の 清き星影今宵こよいまた
    わかき我等われらが望みとも
    仰あおぐ平和や智恵と美
    国の姿を大空に
    編みて現うつつに照てれるかな

 

 ※ 校歌 http://www.ebetsu.hokkaido-c.ed.jp/teiji/?page_id=114


 

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 旧 岡谷市立岡谷南部中学校

   (長野県岡谷市、昭和24年11月16日制定、作曲:保坂泰正)
   (昭和36年に旧岡谷南部中学校と旧湊中学校が合併して新しい校歌が制定され、
    この旧校歌は歌われません)

 一  見渡す四方は 花の雲
    柳のみどり  うちけぶり
    ああ塩嶺に  雪消えて
    希望の春は  めぐり来ぬ
    雲雀鳴くなる 青空に
    輝くいらか  わが母校

 二  学びの窓に  諏訪の湖
    鏡とたたえ  玉と澄み
    夏秋冬を   それぞれに
    富士八ヶ嶺の けだかさよ
    言に出たさぬ 教訓を
    自然はここに 垂るるかな

 三  豊かな心   康やかの
    身に青春を  育くみて
    理想の    天を望みつつ
    まことの地を 我等踏む
    いでや母校の 旗のもと
    我等は共に  進まなん

 

  ※学校ホームページに、現在のところ旧校歌の記載はありません。
   http://www.city.okaya.lg.jp/site/nantyu/

 

 

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 福島県立磐城農業高等学校

   (福島県いわき市、昭和25年 02月10日制定、作曲:小松平五郎)

 一  松の浦吹く朝風に  玲瓏明くる大平洋
    豊の旗雲なびかせて 夕陽に映ゆる阿武隈や
    あゝ母校 磐城農業高等校
    山と海とを西東    菊多の丘に君臨す

 二  山河すぐれて 俊秀を生むてふたとえさながらに
    こゝに文化の創建の 偉材とわれら選ばれぬ
    あゝ母校 磐城農業高等校
    徳と学とを双の手に  明るき未来築かなむ

 三  自主の精神と創造の 意欲に我等燃えて立てり
    深く窮めてひろびろと 楽しき智恵を弘むべし
    あゝ母校 磐城農業高等校
    責任のいよいよ重くしていよいよ る意気高し

 四  磐城高原海かけて 白雲い行く大空や
    菊多の郷の丘のべに 新しき世の歌聞ゆ
    あゝ母校 磐城農業高等校
    学のふるさと美の故郷 この学舎に栄あれ

  ※学校ホームページに、現在のところ校歌の記載はありません。
   http://www.iwaki-ah.fks.ed.jp

 

 

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 旧 東京都立城北高等学校

   (東京都北区、昭和25年 9月3日制定、作曲:井上武士)
   (平成13年閉校。跡地に東京都立桐ケ丘高等学校が新設されました)

 一  春は荒川 かすむ緑に
    秋は武蔵野遠き山脈
    眺めつきせぬ 母校城北
    窓も清らに 立てる学舎

 二  若きいのちに 高き理想の
    炎燃やして はげむ日毎を
    進む文化の歩みとどろに
    勇む我等を牽きて往かしむ

 三  永久の平和に国の礎
    据えてたのめる栄の行末
    描く希望と重き任務に
    いでや結ばん 友よ諸共

 四  山紫水明 偉材を生むとき
    ここに学びの楽しき春秋
    雪に螢に 業をきわめて
    其名挙げなん 母校城北

 

 

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 信州大学教育学部附属松本中学校

   (長野県松本市、昭和26年 3月20日制定、作曲:小松平五郎)

 一  朝アルプス   夕は王が
    額に照る日ぞ  永遠に新し
    信濃乙女と   男子とここに
    若き命を    競いて学ぶ
    仰げ母校を   附属中学
    母校なつかし  母校は楽し

 二  梓奈良井の   流れにうつる
    むかし深志の  今は松本
    清き山河よ   その美と力
    目にはしみつつ 心に響く
    仰げ母校を   附属中学
    母校けだかし  僕は優し

 三  萌ゆる春辺の  百千の花は
    見よや我等が  姿さながら
    秋はさやけき  高嶺の空の
    月の桂ぞ    我等がのぞみ
    仰げ母校を   附属中学
    母校けだかし  僕は床し

 

 ※校歌 http://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/fuzoku/matsu-chu/info/06_song.html

 

 

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 旧 東京都文京区立第二中学校

   (東京都文京区、昭和26年 12月10日制定、作曲:小松平五郎) 
   (1998年に文京区立第二中学校と第四中学校が統合して本郷台中学校が開校した)

 一  朝は明けゆく日の本の
    國の都の北の空
    学にゆかりの高岡に
    深き礎 照る甍
    あゝ文京第二中学うるわし母校
    叡智の瞳さながらに
    清らの窓をつらねたり

 二  師弟契りの堅くして
    日々の学びにいそしめば
    友等かたみに励ましつ
    磨く個性の玉の彩
    あゝ文京第二中学けだかし
    晴朗、明知、純眞の
    学徒の鏡ここにあり

 三  國の歩みのあたらしく
    遠き理想に進むなる
    この日我等に青春の
    意気と力のうれしさよ
    あゝ文京第二中学とうとし母校
    栄光ある此の名とこしえに
    平和の空に響けかし

 

 

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 長野県立岡谷南高等学校

   (長野県岡谷市、昭和27年 3月3日制定、作曲:井上武士)  

 一  南は遠き富士が峯や
    南に仰ぐ八が岳
    諏訪の鏡の湖ちかく
    甍も高きまなびやは
    これぞ我等が愛する母校
    岡谷の南高等校
    みずうみ渡る春風に
    明知の窓の照るを見よ

 二  徽章とかざす駒草は
    高潔われの姿なり
    真理求めておのがじし
    真理の道を窮めゆく
    仰げ我等が愛する母校
    岡谷の南高等校
    山々秀で水清し
    偉材はここに育つなれ

 三  真夏を山に鍛えては
    氷に冬を楽しみつ
    平和文化に国を成す
    理想のもとに学なる
    見よや我等が愛する母校
    岡谷の南高等校
    月雪花の信濃路に
    誉れの其の名わが母校

 

 ※校歌 http://www.nagano-c.ed.jp/okanan/profile/profile.htm

 

 

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 長野県茅野市立豊平小学校

   (長野県茅野市、昭和27年 3月3日制定、作曲:保坂泰正)  

 一  山の信濃に 夜はあけて
    ならぶ立科 八ヶ岳
    風もそよふく 豊平の
    村を照らすよ 日のひかり
    その日を浴びて 学校の
    かがやく窓が 丘の上

 二  清くけだかい 白樺を
    朝な夕なの 校庭に
    遠い古人の 生活を
    しのぶ遺蹟は 村のうち
    歴史と知恵の するさとに
    うまれて学 うれしさよ

 三  山は秀ずる この里に
    花の文化を 織りなして
    国の栄や 世の幸を
    進め高めん 我が望み
    あゝ仰ぎ見る 丘の上
    理想の姿 豊平校

 ※学校ホームページに、現在のところ校歌の記載はありません。
  http://www.chinoshi.net/CNet_HP/user/index.php?secid=100263&pageid=1

 

 

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 長野県長野市立浅川小学校

   (長野県長野市、昭和27年 9月17日制定、作曲:井上武士) 

 一  白根 四阿 飯綱の
    高嶺に雪の 照る冬も
    青き千曲の さざなみに
    雲かげゆらぐ 夏の日も
    ながめつきせぬ 高岡に
    立つよ 我等の 浅川校

 二  りんご花咲く 春の日は
    平和の姿 さながらに
    空も晴れすむ 秋はまた
    みのりの平野 まのあたり
    ここにみるなる ふるさとを
    飾る我等の 浅川校

 三  高き理想の 月かげや
    自由をうたふ 朝の風
    心豊かに、智を深め
    身はすこやかに 育ちゆく
    我等たがひにむつみつつ
    仰げ我らの浅川校

 

 ※校歌 http://www.nagano-ngn.ed.jp/asakawjs/kousyou.html


 

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 山梨県立甲府西高等学校

   (長野県甲府市、昭和27年 10月制定、作曲:平井康三郎)
   (校歌制定時は甲府第二高等学校という学校名であった) 

 一  立ちならぶ四方の山々
    めぐり出る豊のながれに
    美はしや甲斐の国中
    歴史古る大き都よ
    ここにして母校のいらか
    玉の窓空に映えたり

 二  身は鍛え心清めつ、
    いや深く学を修めて
    世の幸と国の栄に
    つくさなむ高き理想よ
    その夢のうつつの姿
    まなかひの富士に見るかな

 三  峡深く結ぶ粗玉
    磨かずば光あらじな、
    秀づべき資性のさまざま
    生ひ立たす愛の母校よ
    称へなむとこしへかけて
    甲府なるわが西高

 

 ※校歌 http://www.nishi.kai.ed.jp/guide/history/

 

 

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 長野県豊科高等学校

   (長野県南安曇野郡豊科町、昭和27年 10月26日制定、作曲:中田喜直) 

 一  日の本の
    國のまなかに山秀で、
    水もさやけき信濃路や、
    その安曇野の朝夕を、
    ゆたの實りの豊科に
    いらかそびえて窓清く
    立てる學舎まなびやわれらの母校。

 二  櫻ばな
    霞む里わにげんげ咲く
    春も深雪のアルプスや、
    その品しな高き美の性さが
    眞澄む叡智をこめてこそ
    玉の姿は成るなれと、
    教へみちびく尊き母校。

 三  いにしへは
    遠くたづねつ、新しき
    時の進みに遅れめや、
    そのたくましき理想もて
    學ぶわれらの春秋はるあき
    照らす故郷の日のひかり、
    今日も浴びたり美わし母校。

 

 ※校歌 http://www.nagano-c.ed.jp/toyoko/p2/youran/kouka.pdf (pdfファイル)
  尾崎喜八直筆の歌詞が掲載されています。

      

 

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 旧 長野県大町北高等学校

   (長野県大町市、昭和28年 3月3日制定、作曲:安部幸明)
   (来る平成28年4月、 長野県大町北高校と大町高校は統合して大町岳陽高校となります。)

 一  信濃路は今日も晴れつゝ
    安曇野の空のさやけさ
    ひんがしの朝の光に
    照りはゆる玉の窓々
    この母校われら讃えん
    大町北の高校

二   古きをば捨てず求めて
    新しき道は拓くと
    学園の高き理想に
    競いたつわれら若人
    智をみがき心けだかく
    おのがじし世にぞ尽くさん

三   蓮華岳、爺、鹿島槍
    天翔ける雪の翼よ
    水清き高瀬 籠川
    夏の日の妙の調べよ
    青春の夢を支えつ
    偉なるかな北の高校

 

 ※校歌 http://www.nagano-c.ed.jp/omk-hs/shokai/koka.html

 

 

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 松本市立源池小学校

   (長野県松本市、昭和29年 10月15日制定、作曲:箕作秋吉) 

 一  歴史は遠く 山の波
    めぐる信濃の 松本を
    清い心の ふるさとと
    生きる子供の 春や秋
    ここに 僕らや私らの
    母校は立つよ 源池校

 二  筑摩の森の 朝日かげ
    薄河原に 夕げしき
    水は涸れない 源に
    徳と知識を くみ上げて
    育つ 僕らや私らの
    母校はこれよ 源池校

 三  堅固な校舎 広い庭
    みどり豊かな 草の園
    人を愛して 身を正し
    強い心で 生きようと
    学ぶ 僕らや私らの
    母校は見よや 源池校

 

 ※校歌 https://www.city.matsumoto.nagano.jp/kodomo/gimukyoiku/shochu/elementary_school/e_genchi/gaiyou_.html

 

 

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 旧 高田市立大町中学校

   (新潟県上越市、昭和29年 10月16日制定、作曲:中田喜直)
   ( 1959年高田市立大町中学校と春日中学校が統合。現在は上越市立城北中学校) 

一  火打妙高焼山の
   冬の白妙しろたえ秋の色
   南に仰ぎ北はまた
   渺茫びょうぼう青い日本海
   その国中くになかに歴史古る
   森の都の高田市や
   若葉の校章しるしかんばしく
   我等が母校ここにあり

二  櫻花さくらばなく春暮れて
   夏は荒川五智の浜
   みのりの秋の頸城野や
   金谷の山に雪を蹴
   このふるさとに身を鍛きた
   心高めておのがため
   また世のために盡つくせよと
   教への母校こゝにあり

三  清き自然の朝夕を
   若く涼しい瞳に染めて
   たゆみも知らぬ足どりを
   世界の歩武にまじえなん
   あゝ青春の夢深く
   理智の光を織りなすと
   学徒の希望研鑽に
   とよもす母校ここにあり

 

 

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 南相木村立南相木小学校

   (長野県南佐久郡南相木村 、昭和29年 11月28日制定、作曲:江崎健二朗)
   (作詞:猿谷知成、詩補:尾崎喜八) 

 一  峰尾の山の   朝ぼらけ
    彩なす雲に   光り有り
    百鳥うたう   栗木原
    丘の上なる   我が母校

 二  真飛沫あげて  めぐりつつ
    しらべもつきぬ 相木川
    流れにうつる  晩春の
    深山桜ぞ    我がすがた

 三  見張りの城趾  秋晴れて
    錦繍こらす   山深し
    真理の道や   美のながめ
    きわめ登らん  いざ友よ

 

 ※校歌 http://www.ytg.janis.or.jp/~maikisyo/kyouiku/kosyo.html

 

 

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 旧 長野県木曾東高等学校

   (長野県木曽郡木曽福島町 、推定:昭和30年 制定、作曲:井上武士)
   (1982年に長野県木曽東高等学校と木曽西高等学校は木曾高等学校に
    統合されたが、平成22年3月に閉校された。) 

 一  春はさくらの 花かげに
    深雪かがやく 駒ヶ岳
    秋はもみじの谷こえて
    夕日にはゆる 御岳や
    木曽のなかれの 淙々と
    緒琴の調べたゆるなし
    見よや東高 われらが母校
    たぐいもあらぬ桃源に
    学びの窓を連ねたり

 二  ここに学びて 新しき
    玉の知性も あきらかに
    たきる若さの健やけさ
    母性にかおる 乙女らが
    まもる操の 象徴と
    こだまの森の常のみどり
    仰げ東高 われらが母校
    母校のほまれ末かけて
    いとなみやまぬ生徒会

 三  ひろき自由を 尊びつ
    責は省み もろともに
    幸を深めていや高き
    教養つまん 此のつどい
    伸ぶる理想に アカシアの
    花はも薫る丘辺かな
    見よや東高 われらが母校
    山川清き信濃路の
    木曽路にしきる母校見よ

 

 

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 青梅市立第三中学校

   (東京都青梅市 、昭和31年3月4日制定、作曲:箕作秋吉) 

 一  青い山なみ 広い武蔵野
    春は霞のたなびく丘
    けしきすぐれた里の真中に
    窓もかがやく我等の母校

 二  夏のあしたも 冬の夕べも
    秋も楽しいまなびの道
    清い心と強いからだを
    みがききたえたる多摩の児我等

 三   目には山川 胸にのぞみを
    ひめて知識の花咲く庭
    母校うるわし 母校なつかし
    青梅三中 我等の誇り

 

 ※学校ホームページに、現在のところ校歌の記載はありません。
  http://www.ome-tky.ed.jp/jhs/n3-jhs/

 

 

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 長野県富士見高等学校

   (長野県諏訪郡富士見町 、昭和31年7月21日制定、作曲:平井康三郎) 

 一  暁すでに霧晴れて
    緑したたる高原に
    玉の砦かむらさきの
    八ツの連峯まのあたり
    あゝ美はしの富士見高校
    信濃は清き空の下
    朝日を浴びてそびえたり

 二  季節のめぐりあやまたず
    移る自然の豊かさに
    学の真理をきはめつつ
    若きいのちは育ちゆく
    ああ頼もしや富士見高校
    誠と自主と敬愛の
    誓いの歴史今に継ぐ

 三  心は直き白樺に
    秋のもみじのけんらんや
    冬の深雪の智の光
    そえて我等は世に立たん
    ああ仰ぎみよ富士見高校
    母校は今日もふるさとの
    広野の空にそびえたり

 

 ※学校ホームページ http://www.nagano-c.ed.jp/fujimiko/ 
  (学校案内から校歌を閲覧できます)

 

 

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 木曽町立日義小学校

   (長野県木曽郡木曽町日義 、昭和22年3月14日制定、作曲:平井康三郎)

 一  ふるい歴史に 名も高い木曾の谷まの宮ノ越
    みどりの里に勉学の窓を光らす学校よ
    ピアノのしらべ歌の声ぼくらの日義小学校

 二  かよう山道村の道 長い国道いくまがり
    先祖のふんだその道を ひらくみんなの勉学よ
    日に日に進む世の中に おくれずぼくらあゆむのだ

 三  冬は高原雪すべり 春はたのしい山遊び
    かがやく夏の水泳に 秋はもみじの木曽谷よ
    月夜の光星の空 朝ぎり燃えるうつくしさ

 四  今日もたのしく学校へ いくぞぼくらやわたしらの
    ひたいを照らし顔なでる 木曽の春日よ朝風よ
    希望の門もひろびろと ひらいた日義小学校

 

 ※校歌 http://www.kisoji.com/edu/hiyoshi/school/symbol.html

 

 

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 木曽町立日義中学校

   (長野県木曽郡木曽町日義 、昭和22年3月14日制定、作曲:平井康三郎)

 一  花の都の空遠く 山々ひいで谷深み
    木曽川いまだ源の 清例うたう宮ノ越
    ああこの清きふるさとに 母校は立てり日義校 

 二  若き心は木曽山の 槍のごとく直けれど
    山路にひらくりんどうの 剛毅と美とを失わず
    ああいさぎよきふるさとに われらは育つ日義校 

 三  燃ゆる朝日の駒ヶ岳 夕日ににおう御嶽を
    理想の空に夢みつつ やがては上がる君が旗
    ああ英傑のふるさとに人とは成れと日義校 

 四  つつじ山吹橡の花 初夏高き鳥の声
    巴が淵の水青く もみじの秋を映したり
    ああ美わしの此の里に われらの誇日義校

 

 ※校歌 http://www.kisoji.com/edu/hiyoshi/school/symbol.html
  (上記、日義小学校と同じホームページです)

 

 

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 旧 信濃町立柏原小学校

   (長野県上水内郡信濃町 、昭和32年11月5日制定、作曲:井上武士)
   (平成24年に他の4校と統合し信濃小学校となり、さらに現在は小中一貫校の
    信濃町立信濃小中学校となっている)

 一  秋の千草の 露晴れて
    天空高し 奥信濃
    黒姫山を 目の前に
    一茶の故郷 柏原
    月雪花の その丘に
    母校は立てり なつかしや

 二  北に妙高 南に
    飯綱の山 そびえつつ
    野尻の湖の 水澄んで
    高天原に つづきたり
    あゝうるわしの この里に
    生れて学ぶ われらかな

 三  心きよらに 深まさる
    知性をみがき 身をきたえ
    正義と勇と 仁愛に
    母校の教え つらぬかん
    けだかし自然 ここにあり
    あゝわすれざれ 柏原

 

 

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 長野町立松代中学校

   (長野県長野市松代町松代、昭和34年5月制定、作曲:井上武士)  

 一  みどり松代朝明けて
    信濃の山河さやかなり
    飯綱高くまなかいに
    歴史は長き千曲川
    ああ母校よ 松代中学
    勝地に拠りて英才を
    はぐくむ学舎そびえたり

 二  海津城跡の春深く
    桜はかすみ草おぼろ
    ポプラが歌う土手こえて
    アルプス匂う夏の日や
    ああ母校よ 松代中学
    秋空わたるかりがねの
    校章燦とかがやけり

 三  冬を凌ぎし先賢の
    鑑は生きてここにあり
    古きをきわめ新しき
    文化をわれら築くべし
    ああ母校よ 松代中学
     二千の健児うちつどう
    この学園に栄えあれ

 

 ※校歌 http://www.nagano-ngn.ed.jp/matsujh/info.html
  (学校ホームページに、校歌の作詞・作曲者の記載はありません)

 

 

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 旧 富士見町立富士見高原中学校

   (長野県諏訪郡富士見町 、昭和35年11月14日制定、作曲:岡本敏明)
   (2010年閉校。跡地は富士見町立富士見中学校に引き継がれている)

 一  富士の峯遠く清らかに、
    裾野原しらかばそよぎ
    そそり立つ八ヶ嶺雄々し
    ただようよ 自然の霊気、
    満てるかな 生きのよろこび。

 二  草木萎え かすむ夏にも、
    はてしなき吹雪の冬も、
    堅忍の気風は剛し。
    自治のもと望みも高く、
    まなぶなり われら若人。

 三  春や秋 たのし三とせを、
    はぐくまれ 人とはなりて、
    輝かし 俊秀あまた。
    忘れざれ 山立ちきそう、
    信濃なる 富士見母校を。

 

 

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 入間市立宮寺小学校

   (埼玉県入間市 、昭和35年11月26日制定、作曲:小川一朗)  

 一  歴史は古い入間野の
    狭山の里の宮寺に
    祖先がのこす文化
    きょうも平和の日をあびた
    母校とうとし宮寺小学校

 二  親らの心うけついで
    賢く清くすこやかに
    いよいよ高いわが理想
    雪のあしたも春の夜も
    母校うるわし宮寺小学校

 三  茶園の起伏やわらかに
    季節はうつる一年を
    秩父や多摩の山の波
    愛と自然にかこまれた
    母校なつかし宮寺小学校

 

 ※現在、小学校のホームページは閲覧できない状態です。
  http://www.city.iruma.saitama.jp/shisetsu/school/shisetsu_kyoiku002/miyadera_syo/index.html

 

 

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 入間市立藤沢中学校

   (埼玉県入間市 、昭和36年11月9日制定、作曲:小川一朗) 

 一  朝風わたる武蔵野を
    あまねく照らす日の光り、
    その輝きと力こそ
    若きわれらのすがたなる。
    見よ、百年の森の上、
    母校の屋根はそびえたり。

 二  夕日は赤き入間野や、
    秩父の山の濃むらさき、
    このふるさとの藤澤に
    われら育ちて学ぶなり。
    見よ、星かげの空の下、
    母校の窓はともりたり。

 三  祖国のさかえ、世の平和、
    願いを胸に燃やしつつ、
    かしこく、直く、すこやかに
    伸びるわれらのすがた見よ。
    ああ、山晴れて野はひろく、
    うるわし母校ここにあり。

 

 ※現在、中学校のホームページは閲覧できない状態です。
  http://www.city.iruma.saitama.jp/shisetsu/school/shisetsu_kyoiku001/fujisawa_cyu/index.html

 

 

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 旧 松本市入山辺小学校

   (松本市入山辺 、昭和35年11月9日制定、作曲:小川一朗) 
   (現 山辺小学校:昭和49年合併) 

 一  み空に浮かぶや乗鞍や
    常念、穂高、槍が岳
    見わたす道の左右
    果樹園つづく入山辺
    豊かな里の朝夕に
    立てるわれらの母校見よ

 二  心は清き薄川
    望みは高き王が鼻
    月雪花のふるさとを
    見まもる丘の草の上
    もみじの宮の春秋に
    映ゆる母校のうるわしさ

 三  英知と得と勇健の
    泉は母校入山辺
    その源にやしなわれ
    大樹と立たんわが望み
    父母いまし師のいわす
    山河なつかしこの郷土

 

 

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 茅野市立永明中学校

   (長野県茅野市 、昭和38年11月1日制定、作曲:中田喜直) 

 一  朝は清さやけき八ヶ嶺や 霧も晴れゆく晴ヶ峰
    諏訪のみずうみ明鏡の 光を投げる山の空
    ああ母校 見よや永明中学校
    固き礎高き屋根 理想のすがたして立てり

 二  躑躅つつじ照り咲く高原に 香る鈴蘭誰が為ぞ
    若きわれらをさながらに 汚れず直き白樺や
    ああ母校 見よや永明中学校
    雲も妙たえなる信濃路の 故郷にわれら学ぶなり

 三  徳と知性をみがきてぞ 玉の命は成りぬべし
    山は秀でて水清き 故郷ふるさとこそは鑑かがみなれ
    ああ母校 見よや永明中学校
    愛と望みに意気燃えて われらは誇るこの母校

 ※ 学校ホームページから校歌(pdfファイル)を閲覧することができます。
   http://www.city.chino.lg.jp/www/contents/1362903094255/

 

 

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 旧 新潟県立新潟東工業高等学校

   (新潟県新潟市 、昭和38年12月17日制定、作曲:小山郁之進 )
   (2013年3月閉校)

 一  越後山脈ひんがしに
    西方青き日本海
    文化と農と工業の
    平野は遠くひらけたり
    その新潟の空の下
    母校のすがた著きかな

 二  佐渡を染めなす朝日影
    銀雪ひかる飯豊山
    絢爛遠くうち煙り
    意欲はここに満ち満てり
    ああ工業の美と力
    世界に幸を招く見よ

 三  広き流れの信濃川
    そのごと広きわが心
    身はたくまし青春の
    瞳は星と輝けり
    聞け北越の男児らが
    母校を歌う声高し

 

 ※同窓会ホームページに校歌が掲載されています。
  http://n-higashikougyou-dousoukai.com/kouka/

 

 

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 旧 伊那市立美和小学校

   (長野県伊那市 、昭和38年12月17日制定、作曲:小山郁之進 ) 
   (現 長谷小学校:昭和51年に伊那里小学校と合併)

 一  桜花咲く 春の朝
    もみじに映える 秋の昼
    夏の月夜も 雪の日も
    眺めは深い 美和の里
    たぐいもまれな ふるさとに
    母校は建つよ わが母校

 二  塩見、仙丈、間の岳
    釜無、駒の 水うけて
    ここに流れる 三峯の川を
    たたえて清い 美和の湖
    空ゆく雲も なごやかに
    歴史はふるい わが母校

 三  三輪ちがいに 校章は
    智性と、徳と 剛健の
    幾せかわからね しるしよと
    誇りは高い 美和の校
    月雪花の とこしえに
    さかえる母校 わが母校

 

 

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 岡谷市立岡谷南部中学校

   (長野県岡谷市 、昭和39年3月14日制定、作曲:保坂泰正)
   (作詞:山岡勝人、補修:尾崎喜八)  

 一  雲白く流るるかなた
    向いた八つの峯々
    仰ぎてぞここに勢えり
    おおわれら南部中学
    光ある歴史を継がん 

 二  みずうみの蒼波こえて
    わたりくる清らの風を
    賛えてぞここに歌えり
    おおわれら南部中学
    伝統の力に起たん 

 三  山脈のしたたる緑
    たぐいなく明るき日々を
    迎えてぞここに奮えり
    おおわれら南部中学
    新しき希望に生きん

 

 ※校歌 http://www.city.okaya.lg.jp/site/nantyu/10331.html
  (学校ホームページは尾崎による補修については触れていません。)

 

 

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 長野県岩村田高等学校

   (長野県佐久市 、昭和39年6月25日制定、作曲:高木東六)  

 一  東信濃の朝明けて
    西風きよき千曲川
    八ツ蓼科をみんなみに
    北はれいろう浅間山
    ああ岩村田高校を
    めぐる自然の美わしさ

 二  山河すぐれて英才を
    生むちょうことの真理まことをば
    証あかすとここに励むなる
    われらおのこらおみならぞ
    ああ岩村田高校に
    あがる若さの意気を見よ

 三  学を深めて身を直く
    心に徳を育めと
    わが師の言らす教訓を
    かたく守りて世に立たん
    ああ岩村田の
    永遠の命に栄えあれ

 

 ※学校ホームページ公開情報から、校歌(pdf)を閲覧できます。
  http://www.nagano-c.ed.jp/ganko/jyouhokoukai.html

 

 

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 上田市立塩田中学校

   (長野県上田市 、昭和39年11月07日制定、作曲:團 伊玖麿) 

 一  田の面をわたる朝風に
    一望映ゆる日の光
    わがふるさとの美々しさを
    守りてめぐる四方の山
    その大観に花のごと
    母校は立てり塩田校

 二  夕日ににおう浅間山
    星かげ澄める独鈷山
    数ある池に雲ゆきて
    み寺の塔や温泉の煙
    歴史は重きこの里に
    燦然立てりわが母校

 三  古き寺を守り新しき
    文化をここに築かんと
    心は勇むいとなみに
    われらも共にはげむなり
    ああ父祖の地に美わしの
    母校は立てり 塩田校。

 

 ※校歌 http://www.school.umic.jp/shioda/2016/0402-090613.php#more

 

 

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 千曲市立更埴西中学校

   (長野県千曲市 、昭和40年11月15日制定、作曲:團 伊玖麿)
   (平成12年の市町村合併以前は更埴市立西中学校) 

 一  月の更級、埴科と
    露けき旅の 信濃路に
    ひときわしるき 学舎は
    更級西の 中学校
    歴史も深き この里を
    飾る母校の美しさ

 二  北に飯縄 南に
    冠着高く そびえつつ
    筑摩の水は 浣々と
    日夜をわかず 流れたり
    山河清き ふるさとに
    学ぶわれらの 幸を見よ

 三  秋のもみじに 春の花
    眺めもつきぬ 朝夕を
    文化の光 みなぎれる
    更埴西の中学校
    三つのペンの 校章に
    映ゆる母校ぞ 栄えあれ

 

 ※校歌 http://www.chikuma-ngn.ed.jp/~nishijh/syoukai/kouka.html

 

 

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 長野工業高等専門学校

   (長野県長野市 、昭和42年5月10日制定、作曲:今井光也) 

 一  みすず刈るちょう信濃路に
    その名もしるき善光寺、
    大都長野や田園の
    ひらけし中に現代の
    粋をつくしてそびえたる
    母校のすがた美しや。

 二  横手、四阿、飯縄を
    うつして清き千曲川、
    長き流れはさながらに
    母校の未来歌いつつ、
    若きわれらの学窓を
    ゆたかに飾る眺めかな。

 三  電気、土木に、機械科と
    工学統ぶる専門校、
    見よや校章科ノ木の
    その子等遠く行くところ
    技術文化の花咲きて
    世界は燦と輝かん。

 

 ※校歌 http://www.nagano-nct.ac.jp/guide/symbol/index.php
  学校ホームページには二番までの歌詞のみが掲載されています。
  (三番の歌詞は使用されていない可能性があります)

 

  

 

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 旧 信州新町立牧郷小学校

   (長野県長野市 、昭和42年5月10日制定、作曲:今井光也)
   (平成22年に長野市立信州新町中央小学校になる。) 

 一  明けゆく朝の山の色
    犀川清く谷深い
    この牧郷をふるさとに
    呼ぶは我らの喜びぞ

 二  歴史も古い学校は
    平和な郷の岡の上
    高みに立てばアルプスも
    見える景色の大いさよ

 三  父母、友ら、先生と
    たのしく生きる春秋の
    その美しい思い出を
    みんないつまでも忘れまい

 

 

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 松本市立安曇小・中学校

   (長野県南安曇郡安曇村 、昭和44年3月14日制定、作曲:飯沼信義)

 一  梓の谷の ひらけるところ
    安曇の空の あけゆく朝を
    流れを前に 山を背にして
    学びのそなえ 欠ける物なく
    けだかく白く 堂々と
    母校は立つよ 丘の上

 二  花咲く春も みどりの夏も
    もみじの秋も 雪ふる冬も
    美し母校 ここに学ぶと
    楽しい思い 勇む心に
    ゆききの道の 遠くとも
    われらは越える 山や谷

 三  望みは高く 山々深く
    清らの水に 清らの心
    信濃の国に われら生まれて
    世界の平和 人のさいわい
    うちたてようと 朝夕に
    仰いで通う この母校

    ああ この母校 安曇野

 

 ※校歌 https://www.city.matsumoto.nagano.jp/kodomo/gimukyoiku/shochu/junior_high_school/j_adumi/gaiyou.html

 

 

 

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 松本市・山形村・旭村中学校組合立鉢盛中学校

   (長野県東筑摩郡朝日村 、昭和46年12月17日制定、作曲:小山清茂)

 一  鉢盛山の峯ちかく
    松本平目の前に
    望む景色のその広さ
    見よ ここに立つ学びやの
    清らの姿美しや
    新たの姿誇らしや

 二  源遠き鎖川
    流れは朝日山形や
    今井の里をうるおして
    実りの秋と花の春
    もたらすここはふるさとぞ
    われらが愛のふるさとぞ

 三  輝く雪のアルプスや
    霞になびく八ヶ岳
    朝な夕なに眺めては
    母校に通う楽しさを
    ああいつまでも忘れざれ
    このふるさとを忘れざれ

 

 ※校歌 https://www.city.matsumoto.nagano.jp/kodomo/gimukyoiku/shochu/junior_high_school/j_hachimori/gaiyo.html

 

 

 

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 長野県富士見町立富士見小学校

   (長野県諏訪郡富士見町 、昭和47年11月15日制定、作曲:和田則彦) 

 一  連なる峯は八が岳
    はるかに高い富士の山
    空気は清く光ゆたかな
    ここは信州富士見高原
    ここに生まれてここに育って
    ここにみんなで学ぶさいわい
    そのさいわいを忘れまい。

 二  真冬の雪に春の花
    みどりの夏に鳥の歌
    もみじが照らす谷の秋まで
    ながめつきない富士見高原
    ここに育ってここに学んで
    やがて世に出る時の心を
    この学校で磨くのだ。

 三  理想は高い空の雲
    心は広い地のながめ
    両親、仲間、先生たちの
    愛の思い出富士見高原
    ここに学んで人と成る日も
    幼な心の帰るふるさと
    このふるさとを忘れまい。

 ※校歌 http://fujimi-e.suwa-ngn.ed.jp/kouka.html
 ※校歌碑除幕式の尾崎喜八の写真が掲載されています。
  http://fujimi-e.suwa-ngn.ed.jp/koukatokihachi.pdf (pdf)


 

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